「見る」ことの大切さ

ウチにはいま1歳前の娘がいますが、一人でおもちゃや絵本で遊んでいても、時々こちらを向いて、私たち親が自分を「見ている」ことを確認しています。

目を合わせて笑みを返してやるとまた手元に注意を戻すのですが、こんなに小さな子供でも、親に「見られている」という事実そのものに一定の安心感を得ていることに、「見守られている」感の大切さを改めて感じます。

親子関係からはなれて、教室作りに成功していると思われる先生方は、やはり子供たちに「自分たちをちゃんとみてくれている」と評価されています。もちろんこの「見る」と「監視」とは全く異なるものです。「見る」は安心と信頼を、「監視」は不安と対立を、まったく逆の結果を生み出します。そもそも「見ていない」のは論外として、一生懸命子供を見ているつもりが、いつのまにか「監視」になっていないか。常に自問して行かなければなりませんね。

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