2種類の会話

レポート・トークとラポール・トーク、いずれも会話をさす言葉ですが、前者が報告、つまり用件を端的に、効果的に伝える事を目的とした会話であるのに対して、後者は、会話の「過程」を重視し、リラックスした時間を共有する事を主目的とした会話です。

何かと速度が求められる昨今にあって、家庭内での会話まで、ついつい、レポート・トーク的になってしまっていませんか。夫婦間では、よくこのトーク観の違いによる齟齬が見られますが、親子間でも、こと勉強の話題になると、レポート・トーク的になってしまいがちなのではないのでしょうか。ふたつのキーワードを頭のどこかにおいておくだけでも、会話の雰囲気が変わってくるかもしれませんね。

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