お勉強モンスターの紹介(3) – ○月△日までの提出物! –

勉強モンスター:○月△日までの提出物!

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:○月△日までの提出物!

勉強モンスター:○月△日までの提出物!

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

このキャラクターは逃げたくても、逃げられない、
やってもやってもまた現れる、提出物をイメージしたもの。

【コメント】(池田)

やってもやってもまた現れる(笑)非常に共感を覚えますね;;
逃げたくても逃げられない、というのは多分(キャラクター作成は学習ゲーム上で登場することを前提としているので)ゲーム上の設定のことだと思いますが、「逃げられない」という感覚にはリアルさを感じます。

同じ量のものをこなす場合、全体像が把握できているかどうかは、負担感に大きな違いをもたらします。どれだけ?いつまで?やってたらいいの?という果てしなさは、徒労感をもたらし、やがて忌避へと・・・。というのは勉強嫌いを生み出す一つの王道パターンなのではないでしょうか。

お勉強モンスターの紹介(2) – はてな〜?-

勉強モンスター:はてな〜?

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:はてな〜?

勉強モンスター:はてな〜?

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

何ごともはてなが浮かんでくる

【コメント】(池田)

記入されたコメントは、ただ一言、これだけです。
この短いひとことに、とても想像をかきたてられます。

疑問は学びの源泉ですが、頭の中が「?」でいっぱいなのだとすれば、それはまた全く別の体験となります。この子がここに託した「はてな〜?」は、どちらの種類のものなのでしょう。

どこかぼんやりとして、途方にくれたようなキャラクターの表情が、あまりポジティブな種類の「?」ではないのかもしれないなぁ、と思わせます。

しかし、絵面から受ける印象と描き手の気持ちが必ずしも一致しないのは、この取り組みから常に教えられることですから、あるいは問いが新たな問いを導く、ポジティブな連鎖のことかもしれません。

そんなことを考えていると、何度か描いては全て消したような形跡のある紙面にも目が行き、このキャラクターに至る前にはどんなのが描かれていたんだろう?この子にとって勉強や教室で過ごす時間はどういうものなのだろう?と想像(妄想?)がひろがっていきます。

お勉強モンスターの紹介 1 – バツマール –

勉強モンスター:バツマール

出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。「自分と勉強、勉強のことを考える気持ちからモンスターが生まれてきたらそれはどんなやつかな」という問いへの答えとして描いてもらうのですが、「モンスター」と言っても、必ずしも「怪物」ではありませんし、悪者とも限りません。

このコーナーでは、彼ら彼女たちが描く「勉強モンスター」を紹介しながら、それを描くとき、どんなことを考えたのかな、とか、普段勉強とどんな風に関わっているのかな、などということ、皆さんと一緒に想像してみたいと思います。

これらはあくまで、子どもたち自身に自分の中の勉強と向かい合ってもらうためのきっかけとして描いてもらっているもので、分析めいたことをしすぎないようにしたいと思いますが、そのキャラクターを見て池田が思ったことも、少しだけ描き加えさせてもらっていきます。

初回に紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:バツマール

勉強モンスター:バツマール

以下に、このキャラクターの性格や行動の特徴を、デザインした児童生徒自身が書いてくれたものを記載しますが、そちらを見る前に、少しご自身で想像してみることをお勧めします。

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

マルとバツをきにしてはつげんをしない。
すごくおとなしい。はなしをきくことしかできない。
まちがえるとなく。

【コメント】(池田)

マルやバツをモチーフに描く子は多いですが、このキャラクターの場合は、それら記号とそれが(おそらく作者自身に)もたらしたものを合わせて描いてくれているのかなと思います。

評価を受けるというのは、基本的に恐ろしい体験です。学校というのは、日々衆目の中で繰り返し評価にさらされる場所でもあります。スキル習得のための通過点として、「現在位置」を知るためのものにすぎないはずの「評価」が、その人の能力に貼り付けられたレッテルのようになってしまう。極端な話、たった一度の授業中の失言で、その後の人生が大きく左右されるようなダメージを被る可能性だって、少なからずあるわけです。

設定を読んでから改めて見直すと、細かいところがすごく気になってきて、イラストだけをパッと見たときとはまったく違う印象になる顕著な例だと思います。