機能と複雑さ

先月の更新が予定通り進まなかった理由のひとつでもあるのですが、機能や選べる問題が増える一方で、使いやすさ・分かりやすさといった要素が犠牲になってしまうのは問題ですね。

ワンワードワールドは、現行でも問題選択やシナリオ選択など、どうも煩雑になってしまっており、これに問題追加による「科目選択」が加わるとさすがにちょっと・・・という感じが否めません。将来的に多数の問題ユニットを配し、網羅性の高いツールに仕上げていきたいという制作意図からしても、この問題を避けては通れませんので、あれこれと試行錯誤しているわけなのですがなかなか・・・思うようにまとまってきません。

ストーリー要素を完全に切り捨ててしまえば、けっこう分かりやすくなるのですが、これはこれで「ゲーム」としてみた時に、捨てたくない要素なうえに、会話やイベント周りのシステムは、いずれ解説やヒントのためにつかえるものにくみ上げていくつもりでいるので、その意味でも切り捨てがたいのです。

作り手であるこちらは、システム全体の仕組みや流れを予め知ってしまっているので、それらの予備知識がない人が初めて使う時に、どう感じるのか、どう戸惑うのか、ということについてなかなか想像が及ばないもので、難しいところです。この頃はプレイヤーとしてゲームで遊んでいても(いや、そんな時間はなかなかないのですけど)、ついついそういった使いやすさの点で、どういう工夫がされているのか、といった点に気がいってしまうのでした・・・。そういうわけで、何かお気づきの点がありましたら、ちょっとしたことでも結構ですので是非お聞かせ下さい。

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