お勉強モンスターの紹介(10)- ふりかえる –

お勉強モンスター:ふりかえる

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:ふりかえる

お勉強モンスター:ふりかえる

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

・とんでさきにすすむのではなく
・(きそに)ふりかえる。
・みかた
・ドリルをもっている

【コメント】(池田)
勉強しているのに、もう一つ成績が伸びない。そういう時の原因が、語彙の不足や、基礎的な計算力の不足だったりすることはよくあることです。

「まなゲー授業」でも、小学校低学年の範囲から算数をやり直して、結果、数学の成績がいい調子で上がるようになった高校生”C先輩”のことを、毎度紹介しています。彼はこの「まなゲーらんど」の学習ゲームを利用して復習を行ってくれたのですが(そもそも彼のことを知ったのは、そのことを彼がメールで知らせてくれたため)、そんな彼もやはり、「高校生が小学校の内容からやり直すというのは少し恥ずかしかった」と教えてくれました。

重要かつ、結果的に効率的でもある場合が多い、基礎からの復習ですが、実際にはなかなか取り組めないことでもあります。そんな時に、「ちょっと戻って基礎からやってみようぜー」と声をかけてくれる存在がいたら良いですよね。

『どうも、うまくいかないなぁ』と思いながら、机に向かっていると、いつの間にか「ふりかえる」がやってきて、「ちょっとこれやってみない?」と声をかけてくれる。やってみると、復習なので結構スラスラ解けて気持ちもリラックス。基礎力アップで、細かなところで随所に余力ができて、直面していた問題が少し易しくなったように感じる・・・そんな好循環を生んでくれそうな勉強モンスターです。

お勉強モンスターの紹介(9)- きちきちさん –

お勉強モンスター:きちきちさん

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:きちきちさん

お勉強モンスター:きちきちさん

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

何でもきっちりしないと、気がすまないせいかく。まちがわないか目を光らせている。
めんどくさいやつ。

【コメント】(池田)
監視・強制されている感覚というのは、随分と人を損なうものであると思います。
一方で、見守ることの重要さは、教育・子育てでは常に言われることでもあります。
「監視」か「見守り」か、大人と子どもの主観がかみ合わないことは多々あるでしょう。

大人の側は「見守り」「導く」ために行動しているつもりでも、子どもにとっては「見張られ」「命令」されているという具合です。

そのズレを呼ぶ原因の一つが、「きちんと」「ちゃんと」「しっかり」などという曖昧すぎる否定的な指摘の言葉なのかもしれないと、きちきちさんを見ながら改めて思いました。

お勉強モンスターの紹介(8)- スターディースLOVE –

勉強モンスター:スタディースLOVE

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:スターディースLOVE

勉強モンスター:スタディースLOVE

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

ちょっとよわむしでビビリでおっちょこちょい
やさしく勉強をおしえてくれたり
やる気が出る道具や、その人の好きな食べ物、飲み物を出してくれる。
とってもやさしい子!!

【コメント】(池田)

「勉強しなきゃなー、やだなー、でもやんなきゃなー」的な気分で、とりあえず机に向かった時、こんなキャラクターが何処からか現れて、まめまめしく世話を焼いてくれたら良いなぁ、って思いますよね。

大きさについては情報がありませんが、僕のイメージでは机の上をちょこちょこ歩き回るぐらいのサイズかなと思いました。

ただ、「よわむしでビビリでおっちょこちょい」という設定があるので、道具を落としたり、食べ物飲み物をこぼしたりしそうで、こっちがハラハラしてしまったりして、集中して勉強できるのか?と心配にもなります。良い感じで勉強を始められたら、すーっといなくなって、またダレてきたら、いつの間にか出てきて飲み物を出してくれたり、そんな感じで動いてくれたらすごくありがたい存在になりそう。

お勉強モンスターの紹介(7)- シャーク野郎 –

お勉強モンスター:シャーク野郎

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:シャーク野郎

お勉強モンスター:シャーク野郎

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

提出物の期限や定期テストが近づくと、後ろからすごいいきおいでせまってくる。
いつも、子分の魚を引きつれている。
テストが近づくと、せまってくるが、それはみんなのことを思ってやっている
が、きらわれもの。

【コメント】(池田)

サメといえば、定番の敵キャラクターです。
何列にも並んだ鋭い牙、傷ついた獲物を見つける鋭い嗅覚、映画でおなじみの背後から迫るシーンが眼に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。そんなサメ型のモンスターに追われる恐怖や焦りを、迫り来る締め切りやテストになぞらえて・・・、面白いアイディアだなーと思いながら説明を読んでいくと、

「それはみんなのことを思ってやっている」のところで、なんと!となりますね。
「が、きらわれもの」・・・切ない。

先生や保護者など周りの大人が「自分のためを思って」言っていると、頭では理解できても反感をコントロールし難いのが、思春期ですが、そんな気持ちも合わさって生乱された勉強モンスターなのかもしれません。

「今思えば、シャーク野郎のおかげで、なんだかんだ頑張れたのかも・・・」なんて、成長した子どもたちに振り返ってもらえるような。そんなモンスターになれることを願ってやみません。

勉強モンスターデザインと著作権など

まなゲー授業で子ども達にお勉強モンスターをデザインいてもらう時、毎回著作権の話を交えて、必ず自分のオリジナル作品を描くようにと伝えることにしています。

ゼロにはならないアウトな作品たち

が、やはりまれに、あきらかにアウトなヤツを描いてしまう子がでてしまいます。(僕が気がついた範囲での事になるので、実際はもっといるかもなんですが)

具体的には、某植物ぽい名前の女の子が主役の人気漫画にでてくるダンボール製のNHKでもやってたアレとか、超人気海賊マンガの誰でも知ってるシンボルマークとか、、、気づかないわけないだろー!っていうようなやつ。

考えられる対応案

こんな時、どうするか少し迷います。選択肢としては、

(1)著作権侵害になる作品があったとして、アプリごと公開を取りやめる
(2)問題のあるキャラクターのみをアプリから削除する(登場させない)
(3)先生とやりとりして、再提出をお願いする

があると思います。しかし、(1)をやってしまっては3コマ目に支障が出ますし、著作権について教えることが取り組みの主目的ではありませんので却下。

現実的なのは(2)か(3)なんですが、(3)はかなり手間がかかります。先生に説明して、先生からその子に話してもらい、時間を割いて描きなおしてもらって、それをまた僕の手元に送ってもらって、スキャンしてトリミングして・・・時間的なロスがすごいです。(2)でいいかなーと思う時もあります。

でも結局、今までのところ毎回(3)にしています。

毎回(3)を選ぶ理由

ひとつには、結局きちんと周知しきれなかった僕のせいであるということ。

そして何より、「自分と勉強を見つめ直しながら描く」ということに導けなかった(これもやはり僕の)せいだということに尽きます。それが出来ていれば必然的にオリジナルなキャラになるはずですからね。

そうして(先生方にもお手数をおかけして、申し訳なく思いつつ)、忸怩たる思いで作業に臨むことになります;;
この「まだまだ足りてないなー」という感じは、著作権侵害になるならないに関わらず、「あ、このキャラクターは完全に「描きたいキャラを描いた」になっちゃってるなぁ」と感じる時に、いつも思うことでもあります。

勉強モンスターたちに期待すること

それでも、「自分の描いたキャラクター」が「ゲーム」に登場することは、ゲーム好きの子、中でもとりわけ男の子には大きな興奮をもたらすようです。3コマ目の「まなゲー体験2」はいつも歓声飛び交う中、ドリル問題を「攻める」子ども達でいっぱいの空間となります。

この勉強と結びついた「強い快」経験が彼の心に一種のアンカーのように重みを留め、時折でも「退屈な勉強をゲームのように遊ぶ」という気分を、そういうことができる力を自分が持っているということを、思い出させてくれたら・・・。

目を輝かせて、まなゲーに取り組んでくれている子供達を見ながら、毎回そんな気持ちになるのでした。

ダン&ドリ同音異義語編(β版)宝栄小2018ver.を公開

こんにちは、まなゲー池田です。
大阪市立宝栄小学校の6年生の皆さんがデザインしてくれた「勉強モンスター」達を取り込んだ、「ダンジョンズ&ドリルス同音異義語編(β版)宝栄小2018ver.」を公開しました。

封じ込められたキャラクター達を解放

ゲームをスタートすると、下のようにズラーっとロックされたアイコンが並びます。

初期状態で、鍵を一つだけ持っているので、どれか1体だけ選んで解放してあげることができます。

なぜか戦闘に突入・・・

せっかく解放してあげた「お勉強モンスター」ですが、閉じ込められていたことに腹を立てているのか、それとも何か「試練」的なものなのか、「同音異義語バトル」に突入してしまいます。

見事、一定数の正解を果たし、お勉強モンスターを鎮めることに成功すると、またひとつあらたな鍵が手に入りますので、それを使ってまた新しいモンスターを解放。というようにゲームを進めていきます。

ひとつ一つのキャラに振り分けられた問題はそう多くありませんが、キャラクター数が結構ありますので、順々に解放していくうちに、あれよあれよと数百問の「同音異義語問題」を解いていくことになります。

解放したキャラクターがプレイヤーを助けてくれる

最初は一人ぼっちでの戦いですが、何体か解放するうちに、戦闘中、画面下方に解放済みキャラクターが表示されていることに気がつきます。

ミスをしてダメージを受けた時に、彼らをタッチしてみてください。プレイヤーを回復して助けてくれますよ。

今は回復だけですが、いずれは「ヒントを出してくれる」などのサポートも実装したいと思います。

勉強モンスター72体が誕生

こんにちは、まなゲー池田です。
明日の大阪市立宝栄小学校での授業に向けて、準備を進めています。

72体の新「お勉強モンスター」たち

今回も、新たに72体の「お勉強モンスター」が誕生しました。


※まだ本人達にもちゃんと見せていませんので、小さい画像で・・・

毎回思うのですが、みんな絵が上手ですね。中には「本当に小学生がフリーハンドで描いた絵?」と思うようなのも複数あって、驚かされます。

ひとつひとつじっくり鑑賞しながら

2コマ目の授業で配布する用紙に、手書きでキャラクターを描いてもらうのですが、出来上がった資料を先生から受け取って、ひとつひとつ画像処理ソフトを使って、学習ゲーム内に登場できる状態にしていきます。

まぁまぁ手間のかかる作業で、結構疲れるのですが、ひとつずつじっくり鑑賞できるこの作業は、特典といっても良い楽しい作業でもあります。

「ゲームに登場するキャラクターを描く」という楽しい作業と、「勉強と向き合ってじっくり考えてみる」という大変な作業を、同時に求められた子ども達の心の中でどんなことが起こっていたのか、想像が膨らみます。

もちろん、途中から「キャラクターづくり」で頭がいっぱいになって、勉強のことなんか忘れてしまう子もいるでしょう。それでも、そうなるまでの間だけ、それがほんのすこしの間でも、創造的で楽しい気分の中で勉強のことを考えるという機会は、とても価値があると考えています。

また、「お勉強モンスター紹介」のコーナーでも紹介していきたいと思います。

お勉強モンスターの紹介(6) – ユウワーク –

お勉強モンスター:ユウワーク

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:ユウワーク

お勉強モンスター:ユウワーク

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

ユウワークの周りにういてる ゆうわくの玉でこうげきして、ゆうわくをさそう。
左手でやる気などのべんきょうしたい気持ちをすいとる。
すいとったら、おなかにためて、じゃま火にかえて、しゅうちゅう力を切らす。
ゆうわくの玉は、左から、テレビ玉、本玉、おかし玉、ねむけ玉

【コメント】(池田)

わかりやすいタイプの、お邪魔モンスターですね。
勉強したい気持ちを吸い取って、同時に誘惑をぶつけてくるとはなかなかの難敵ですが、
「勉強しないといけないんだけど・・・」という時、まさにこのユウワークが近くにいるような感じがするかもしれません。
少し意外な感じがするのは、ゆうわくの玉に「ゲーム玉」が無いことですね。作者はゲームをしないのかもしれないですが、このユウワークの設定はいかにもゲーム的、なぜゲームを入れなかったのか尋ねてみたくなりますね。

お勉強モンスターの紹介(5) – 無 –

無

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:無

無

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

戦う気が「無」く、動こうとしない、でも足がある。
立体ですけている。色はうすく、個体によって違う。
防ぎょ力が高い = 逃げない
形は様々である。
何をするにもめんどくさがる。「無」気力。

※「」の部分は実際には「」ではなく、青色の色鉛筆で囲むように強調されていました。

【コメント】(池田)

これもなかなか見た目だけではわからないキャラです。
ちょこちょこ可愛い見た目に加えて、丁寧に描かれている感じが伝わる外見ですが、
その性質は「無」「無気力」なんですね。
逃げないし、きっと責めもしないんでしょうね。
逃げない理由も「耐えて」いると言うよりも、硬いから「別に・・・」って感じでしょうか。

「でも足がある」とか「形は様々である」とかの、つけたしっぽい表記も、いちいち興味をそそられてしまいます。

お勉強モンスターの紹介(4) – けしごむマン –

けしごむマン

こんにちは、まなゲー池田です。
出張授業をさせてもらう時、子ども達に学習ゲーム内に登場する「勉強モンスター」のデザインに挑戦してもらっています。

この取り組みの狙いや趣旨など
(初めてご覧になる方はあらかじめ第一回目をご覧ください)

今回紹介するのはこのキャラクター

勉強モンスター:けしごむマン

けしごむマン

【キャラクターの設定】
(デザインした児童生徒自身が記入したもの)

・勉強をしようと思っているけど 眠くて動けない
・行動が遅い

【コメント】(池田)
消しゴムをモチーフに描く子は結構いるんですが、基本的に「お助け」キャラ的に描かれることが多いです。その中でこの「けしごむマン」はやや異色です。

勉強しようと思ってはいるけど・・・
まさに「けど」がこのキャラクターの中心であって、外観はとりあえず何でも良かったという感じが、すごくしてきます(笑)

かと思えば、さりげなくマントなんかも羽織っていたりして、ヒーロー感もちゃんとあって、手だって上向きで、うな垂れ感はありません。ただ目が眠そうなだけ・・・ああ、その辺が「やる気はある」という部分なんでしょうか。勉強に対する微妙な距離感が見える作品だと思いませんか?