まなゲー授業@大阪市立宝栄小学校

こんにちは、まなゲー池田です。
今週から、来週にかけて3回に渡って大阪市立宝栄小学校で授業をもたせてもらっています。

まなゲー授業について

学習ゲーム体験を軸に、色々お話ししたり、ワークショップ的なことをしながら、子どもたちと勉強の関係を良くしていくのを狙いとした取り組みです。

勉強とゲームは正反対?

ちょっとしたアイスブレイクを通して、みんなの中でゲームが人気で、勉強はかなり不人気である現状を確認したら、「じゃあゲームと勉強はどんな風に違う?同じところはない?」と意見を求めていきます。

「楽しい・つまらない」「おこられる・おこられない」「やりたい・やらされる」などの違いから始まって、「頭を使う」「考える」などの共通点が出てきます。人によって思うことが違ったりして、なかなか盛り上がってきます。「何回もくりかえす」「できたらうれしい」などが共通点として出てくれば狙い通りという感じでしょうか。

まなゲー体験から「勉強ぎらいってどういうこと?」へ

そうして意見を交わした後、パソコンやタブレット(今回はパソコンを使用)で「まなゲーらんど」の学習ゲームを体験してもらいます。(15分ほど)

その後、池田がこういうことに取り組もうと思ったきっかけなどもお話ししつつ、「そもそも勉強ってなに?」や「じゃあ勉強嫌いってどう言うこと?」へと考えを進めていきます。具体的な事例を挙げて「この子は自分で勉強嫌いと言っていたけど、本当にそうだったんかな?」なども考えてもらい。次回予告をして、1コマ目は終わりとなります。

勉強を楽しめる自分に気づく

この一連の取り組みのキモは、「勉強の大切さ」を説くのではなく、「勉強を楽しめる自分」を発見・体感してもらうことで、前向きな勉強観を持ってもらい、同時にできるだけ無意識に近いところで「勉強」と「快」を結び付けようとすることにあるんですが、初回の感想を見ても、ほとんどの子が「勉強がちょっと好きになった」「楽しく勉強できた」「勉強が好きになれるかも」という感じを持ってくれたようです。

「もっとやりたい」「ずっとできそう」などの感想を書いてくれる子も多く、やっているのは計算や漢字などの「ドリル」なのに、そういう前向きで自発的な気持ちで向かい合っている自分を発見してくれています。

画像の感想は特に面白くて、自ら進んで「やりたい」と思っている自分に気がついて「不思議」さを感じてくれていますね。

ここからさらに、自分と勉強の関係を見つめ直し、「やれる」につながる勉強観へとつなげていく試みが続きます。

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